秋になりスーパー等で干し柿が出回る季節になりましたね。
干し柿は甘くて美味いですよね~、でも実は美味いだけじゃない栄養豊富なスイーツです!
こんな食べ物を見逃す手はないです!作り方、栄養成分、保存方法等を覚えておきましょう!
干し柿の栄養は?
柿は元々、栄養豊富なフルーツですが干し柿にすることでさらに栄養成分が増えるんです!
干し柿が含有している栄養って何?
干し柿は食物繊維、βカロテン、ビタミンAあとミネラル(特にマンガン、カリウム)等を多く含有しています。
書き出してみるとこんな感じ
- 食物繊維
- βカロテン
- ビタミンA
- マンガン
- カリウム
- タンニン
干し柿にして減ってしまう栄養は何?
残念ながら、天日に干されることによって柿のビタミンC
が壊れて減少してしまいます。
干し柿が体に良い事は何?
先ずは食物繊維が豊富です。特に不溶性の食物繊維が
多く含まれているので排便を促します。
つまり便秘に効果ありです!
カリウムは血圧を下げるので、高血圧、脳卒中の予防が出来ます。
カロテンは皮膚や粘膜の健康を保ち、成長を促します。
そのため疲労回復、風邪の予防、二日酔い等に効果ありです!
干し柿の表面に着く白い粉、柿霜(しそう)には粘膜を潤し
咳を止めて、たんを取り除く効果が有ります!
干し柿を食べる時の注意
先ずは、結構カロリーが高い!種類や大きさにもよるけど、1個あたり100calくらいあります。お茶碗半分、つまり半ライスくらいのカロリーを摂取してしまいます。
美容に良いけど、ダイエット中はほどほどに!
次にタンニンが豊富に含まれているために、鉄分の吸収の妨げになってしまうんですね~。つまり、貧血気味の方は気を付けて!
干し柿の作り方は?
干し柿作りに必要な物
干し柿を作るには、以下を用意しましょう!
- 柿(渋柿がオススメ)
- 紐
- お湯
柿は甘柿でも作れますが、渋柿の方が甘く美味しい干し柿が作れます。
干し柿の作り方
1.渋柿の皮を剥く。この時に茎や葉は紐でくくる時に必要になるので残しておいた方が良いです。
2.カビ防止のために熱湯に10秒くらいくぐらせてから粗熱を取り紐でくくる。
3.日当たりが良く、風通しが良い所に干す。軒下に干されているのを田舎でよく見ました。
柿と柿がくっつくのに注意して下さいカビが発生します。
4.夜は夜露に濡れない場所に移動させて下さい
干し柿作りはカビとの戦いです!
5.2~4週くらいで完成です。お好みの固さになったら食べられます。
途中で柿を揉んで繊維を崩すことにより渋味が早く抜け甘くなり、果糖が表面に出てきて柿霜が出来やすくなります。
保存方法は?
干し柿は常温で放置しておくと水分が飛んでどんどん固くなってしまいます。
そのためキッチンペーパー等で包んで直射日光を避け風邪通しの良い所で保存してください。
冷蔵庫で保存する時は封の出来る袋に入れて野菜室で保存する事をお勧めします。なぜなら他の食材に臭いが移ってしまうからです。
長期保存したい時は、冷凍して下さい。解凍は自然解凍で大丈夫です。
乾燥を避けることで保存できる期間が延びます。それでも2~3日で食べることをお勧めします。
まとめ
干し柿は栄養豊富で美容や健康に気を付けてる方にはオススメの食べ物です。作り方も簡単です。積極的に摂取してみてはいかがでしょうか?
色々と体に良い効果が期待できます!しかしその反面、高カロリーだったり、鉄分の吸収を妨げたりするので注意して下さい。